2012/08/12

言葉にする

ここんとこ自分の作品のことについて、モンモンと考えカットウして苦しんでいました。人には客観的にあーだこーだと言えるんですが、自分のこととなると、なかなか見えてこないもんでございます。

しかしそんなときに救いの手があるのだなぁとも思いました。個展初日に、タウンニュースの方が私の取材に来て、私の今までの作品づくりに関する話をして、自分なりに今までのことを振り返るいい機会となりました。今までのまとめといいますか。そして記者の方に、「今までの分岐点だったなと思えるときは、いつでしたか?」と聞かれ、思い出しながら話していったら、20代に結構分岐点があり、そして自分はツイていたんだなぁと思いました。そして、忘れかけていた自分のポリシーなんども思い出せました。後日出来た記事を見て、上手に私の言ったことをまとめてくれていて、そこでまた頭がすっきりしました。言葉にすることで、本来の自分を思い出すいい機会になりました。

そう言えば、6月頃にある人に、「あなたは直感や感覚でいける人だけど、言葉にすることをやってみると、さらに自分が深まりますよ。」と言われたんだなぁ。いま思い出しました。ミエナイチカラが、今回の取材の件ような出来事をプレゼントしてくれたのかしら。ありがたや~。

ほかの人にも、作品に関しての最近の自分の事を話したら、うまいこと言ってくれて、「あぁ、私は、自分の思うように作っていけばいいんだ。それが楽だし、楽しいし、それしかできない。」と思えました。自分じゃない他者に客観的に言葉にしてもらうって、すごく大事なことなんだなと、つくづく思いました。

いや~、すっきりすっきり。

大きな壁だとか、問題だと思っていること、きっとみんながこう思うだろうからこうしておいたほうがいい、と言うようなことは、結局自分が作り上げてる妄想(苦しみ)でしかないんだなぁということに気が付きました。自分が思っていた妄想は、周りの人は全くそんなこと問題にしていないっちゅーことも、よくわかりました。

自分で自分の首を絞めていたわ、ワタクシ。

今回の個展で、成長した気分。ヨカッタヨカッタ。

ちなみに取材された記事は、昨日の読売新聞の折り込みに入っているそうです。タウンニュースの、人物風時記ってコラムです。顔がばぃーんっとデカデカ写っています。