2009/07/01

ショートトリップ


先日、友人と湯河原へ。
田口ランディ氏のブログで
「湯河原現代音楽フェスティバル」って祭りが
紹介されてて、面白そうだからと言うことで
友人に誘われて行った。
ついでに、湯河原なんだからってことで温泉にも
どっぷり浸かった。にわかマダムな一日だった。

黒傘一本足妖怪。。
うそ。
友人は、強風の真鶴港で意地でも日傘を差し続けていた。





つくづく自然は美しいと思う。
自然物には敵いません。



ぷりぷり緑蒸した苔苔。
妖怪のよう。
きれいだー。


山の上の檜ホール。
ここで、現代音楽フェスティバルが開催された。

見晴らしのいい高台。
ここは、お墓とホールがあるだけのスカーンとしたところ。
ここに行くまで、ちょっとした山登り。
今思い出してみるとうっかりどこか違う世界に
行っちゃうんじゃなかろうかと思われた珍道中。

現代音楽。
何も知らずに聴きに行った。

心地よく眠った眠った。
現実と夢との狭間で、いろんな人(幻覚)が見えましたわ。
さすが檜ホール。
しまいにゃ、犬も見えたわよ。

巻上公一は、どことなく三谷幸喜に似ていた。
いい年したおっちゃんが、テルミン片手に
トランストランス、トリップトリップ!!

現実と夢を彷徨っているときに、彼のトランスっぷりを
見てさらに異世界にトリップする私。
もうわけがわからん。

高橋悠治、巻上公一、シルヴィー・コルバジェ、、といった
そうそうたる音楽家たちが奏でる音楽。
みんなトランストリップしていて、すごかった。
滅多にお目にかかれない世界だった。
新鮮な世界。こんな世界があったのか。

そのあとは、ロビーでお酒が振る舞われたので
ちゃっかり頂いた。
普段お目にかからない音楽好きであろう方々。
オシャレな人が多かった。

そして、田口ランディ氏の本が売っていて
買った人にはもれなく彼女のサインがもらえると言うことで、
「富士山」を買い、本人目の前にサインを頂いた。

チャキチャキしていて、愛嬌のある方だった。
いざ本人を目の前にすると、
何を話していいものかわからなかった。

その夜、友人がうちに来て一緒にお酒を飲んで
おおいに語らう。。つもりだったけど
思ったより疲れていてすぐに就寝。

よくトリップした一日でした。