2012/09/15

本日より無事LAMA個展スタート!!

こんにちは。

無事にLAMAでの個展がスタートできました。搬入前日に制作の神が降りてきて、一気に作品を作りました。とても心臓に悪いです。ちょこちょこと気の赴くままに少しはやっていましたが、制作の神が降りてくるまで不安で、でも何だか宙ぶらりんで、イライラして手につかない日々で、精神的にすり減りました。

ものを作らない人から見ると、展示直前なのにどうして作品作らないの?手を動かせば出来るんじゃないの??と、理解しがたいでしょうが、作品作りとは1+1=2ではないのです。心と体が一致しないと、トキが満ちないと、作品は出てこないのです。1+1が−100になったかと思うと、+200になったり。読めないのです。作家本人も読めない。自分の内なる小さい人にしかわからない。うーんうーんと唸って、気分転換したり、充電のために遊んだりして、ぽーんッと作品が出来る。−100のものが、+500、+10000になったりするから面白い。作り手が、魂をすり減らすから、大げさにいえば命をかけてるから、作品を見て人は感動する。

ぼーっとすることも大事だし、じぃーっと興味ある対象を観察するのも、遊ぶのも全て作品を作るために必要なこと。これが成分となって、無駄なく作品に注ぎ込まれる。全て出し切ってカラカラの乾いたスポンジのように、ミイラのようになったら、またたくさん充電する。滴るほどの水を含んだスポンジのように。そうしないと、また作品が出てこない。ぼーっとしていて何にもしてないように勘違いされがちですが、ものを作る人にとって、ぼーっとすることは大事なことです。世の中の時間の流れが速すぎます。その速さに慣れて麻痺している人が多いです。それに流されて、自分を失いたくないから、勘違いされようと、理解されなくても、自分を大事にします。そうすることしか出来ません。幸い私のまわりには、ものを作る人が多く、こういった話をよ〜くわかっている人たちがいるので、救われます。ありがたいことです。

熱くなりましたが、そう云うことだと私は感じています。

いやはや、個展を立続けに3個入れるのは(8月okeba、9月-10月LAMA、11月-12月VIGLOWA)きっついですな。でもそう決めたのは自分だから、やるしかない。かかか。けけけけけ。


個展初日は、搬入ではやりきれなかった最終微調整をちょこまかやりました。まだやり足りないとこがチラホラあるので、ちょこちょこやっていきたいと思います。追々展示の様子を、チラリと臭わせます。私の文章はオノマトペが多いですね。今更ですが(笑)

明日明後日は2時過ぎ頃から、LAMAに居る予定です。暗くなる頃には帰ると思います。では、よろしくお願いします。