アートディレクターは、北川フラムさんです。
この公募展は、中心市街地の活性化を目的としたものです。
年に一度、秋に3日間、高田の街は花の作品でにぎわいます。
主に、地元の方々が出品していますが、私を含め東京周辺からも十数人が(元こへび隊など)「花ロード」に参加しました。
私は、「高野商店」さんで、展示させていただきました。
高野さんのところは、元麻屋さんで、様々な麻が置いてあり見ているだけで楽しいです。
今は住んでいないそうです。
確か、築100年以上は経っているという貫禄たっぷりの古民家です。
棚や壁、机、階段、壁…どれをとってもかっちょええ!
京都のような“うなぎの寝床”みたいに、細長い不思議な造りになっていました。
今回の作品のテーマは、「お花畑のような〜」です。
高田に下見に行ったとき、朝顔の青さがとっても印象的でした。
吸い込まれるように青くて、ぼけ〜っと見とれていたら、
そこのお家のおばあちゃんが出てきて「喜んでもらえてよかったわぁ、ほほほ。」
と、品よく笑っていたのが印象的でした。
それで、「朝顔いっぱいあったらいいな」と思い、作品を作りました。
しかも、この貫禄たっぷりの空間で展示したらどうなんだべや?
是非見てみたいと思いまして。
最初は横一列に飾るつもりでいたけど、高野さんに
「あちこちに飾るんか?」って聞かれて
あぁ、バラけて飾ったほうがおもしろいかもなぁと思い
波打って飾ってみました。
一列に飾るより、こっちのほうが空間に広がりが出てよかったです。
外から見ると、こんな感じです。
花と蝶と蝉の絵です。
今回の展示では、絵の位置決めが楽しい作業でした。
絵の位置が一点変わるだけで、絵全体がぎゅぎゅぎゅっと
引っ張り上げられるような感覚を味わえたりして
おもしろいなー!と思いました。
ドラゴンボールのシェンロンが出てきそうな感じです。(わかりにくいですねぇ。。)
あと、高田の方達はお茶してお喋りするのが好きだということも知りました。
梯子を借りた呉服屋さんに、梯子を返しに行ったとき
そこのおばあちゃんに
「ここで会ったのも何かの縁。いいから上がってお茶して行きなさい〜。」
って、いきなりお茶に誘われたりしました。
手作りの煮物や、豆、巻き寿司おいしかったぁ〜。
ごちそうさまでした。
高田は、あたたかい街でした。
おいしい日本酒を飲み、おいしいものも食べて幸せでございました。
おかげで太って帰って来たっす。
展示をするにあたって、協力してくださった方々
ありがとうございました!大変助かりました。
そして、無事に展示もすることができました。
感謝感謝です。