2008/05/27

おもったこと

自分の作品を展示する場所について、最近友人と話して思ったこと。

ギャラリーのホワイトキューブで、展示することがいいって訳でも
ないんかな〜。ってこと。

作品が、いきいきして見えるところに展示したいな。って思った。


実際、ギャラリーに展示してるときより、自分のアトリエとかに
飾ったほうが、作品がいきいきして見えるんです。


写真は、去年の夏にやった、凸凹ハウスの一日限りのイベント「なつのみ」です。
間間間という、築何年だろ?80年以上の古民家で凸凹メンバー4人で、
個々の作品を展示したんす。

私は、味のある古い本棚で展示しました。

「この本棚に展示するぞ」ってことで、作品を作ったのもあるんだろうけど、
本棚に作品を設置したとき、ぎゅぎゅぎゅっっっと作品が、古い本棚の時間軸に凝縮されて
ぴたー!!と融合したんです。
あのときの、不思議な感じと、なんだか身震いする感じと言ったらないですよ。
一瞬、タイムスリップしちゃったような変な感じ。

おぉ〜、私の作品ってこういう風にも見れるんだ、っていう発見もありました。


そのあと、展示中は見慣れちゃって普通に見てたけど。
あの、作品を飾った瞬間は、不思議でした。
間間間の独特な空気間に、作品もろとも引き寄せられたな。

ギャラリーの平らな壁に飾るより、間間間の本棚に作品を飾るぞーって
思いながら作品を作ったときのほうが、わくわくして新鮮だったな。

あーいうかんじで、また作品を作りたいなと思った、初夏の頃でした。