2009/10/06

コラボる


9月某日、革作家のAさんが私のアトリエに来た。

「コラボってみませんか」との、お誘いがあり
面白そうだから、やってみることに。

革に私の銅版画を刷って、その革を使って
Aさんが、鞄やら靴やらに仕立て上げると言う試み。

私の意識はワンテンポ遅れ気味でスタート。
初めての試みだから、まぁしょうがないかとも思いながら。
革に銅版画を刷ってみた。
インクを詰めないで、凸凹エンボス刷りとか、
インク詰めて色刷りしたり。
綺麗に刷れたときは、テンション上がったり。

Aさんとは、作家活動やっていく意気込みとか何やらを
熱く語れた。
彼もウキウキワクワク楽しそうに帰って行った。
創作意欲が湧いてきたと言っていた。

何やら楽しいことが、動き始めている様子。

今まで、私の版画と言えば平面で、立体になると言えば
パネルに張る、ブックカバーになるとかだったけど、
今回は靴になるのだそう。

一体どんな格好で、私の版画ちゃんは変身するのだろう。
私の手を離れて、あの子は今頃違う人の手によって
違う姿になっている。だろう。

私以外の人の手が入るので、見慣れた自分の作品も
出来上がったときには、きっと別人に見えるのだろう。
そこが、コラボの楽しいとこかな。
違った世界をみる。ということ。

ウキウキワクワクソワソワモワモワ

私も、自分で革に版画を刷って
斜めがけバックを作ってみようと検討中。
革作家のnimさんの協力を得て。

色々な方面で、化学反応が起きて
楽しいネットワークが広がるといいな。