2015/04/25

ものをつくっているとき



私は手を動かしてもの作っているときは、ひとつひとつやるところが見えて、そこを淡々と夢中に手を入れていく という風です。

まず始めに第一手をどこに入れるかが見え、そこを触ると次にどこを触るかが見えて、、、をひたすらやっていき、ひとしきり手を入れると、どこに手を入れるかが見えなくなります。

そうすると、ひとまず終了。手を止めます。

そして次の日など、時間を空けて また作ったものを見ます。そこでまた見えてくるものがあったら、手を入れます。

完成かどうかを見極めるのは、数年前にある程度分かるようになったので、とても楽になりました。不思議とある瞬間に「ここまでやれば完成」というラインがわかるようになりました。それと同時に、「あのとき作ったあれは完成ではないから、あれじゃぁ〜しょうがないよなぁ〜!ぐちゃぐちゃだもん。」とストンと腑に落ちたのでした。

20代の頃は、完成がどこなのかよくわからないで、むやみに手を入れてぐじゃぐじゃになることもありました。悩むこともありました。

手を入れていき、完成ラインに達したら終了です。

作っている最中は、夢中です。ただ見えるものをひたすら作ってゆきます。

でもいつもこれが見える訳ではないので、見えないときは無理にはやりません。無理にやると失敗するだけです。時間のロスです。見えるときに集中してやるのが何よりです。

見えているときは、天と繋がっているのでしょう。そうすると私は、天とこちらの世界を繋ぐ管のような、イタコのようなものですな。自動書記のような。

絵を描いたり、ものを生み出す人達は皆、イタコのようなことをしているんだろうなとつくづく思います。






2015/04/20

ワタシノ キタイ Tシャツ 展 vol.4


こんにちは。5月の展示案内です。

毎年 この時期の恒例となったTシャツ展「ワタシノ キタイ Tシャツ」も、今年で4回目となりました。お陰様で好評の展示会です。

場所は、茅ヶ崎のKALOKALO house。
2015年5月8日(金)〜19日(火) 13、14日休廊
10:00〜18:00

6名の作家がそれぞれの持ち味を生かして作る、オリジナルTシャツの展示会です。

夏色のTシャツを作りました。

5月は、いよいよ初夏を思わせる季節。初夏の香りに、心も身体もうきうきわくわく軽やかな気分になる頃、Tシャツも着たくなる頃、そんな新鮮な気持ち到来の5月に、個性豊かなTシャツを見にいらして下さい。

参加作家
●Marciel(イラストレーター)
●関口沙季(テキスタイルデザイナー)
●三村養蜂場(布物作家)
●soramoyo(革作家)
●木村うー・ゆかり(テキスタイルデザイナー)
●高根友香(ものつくり人)


メインのTシャツは、メンズ・レディース以外に、キッズもあります。
スカート、手拭い、トートバック、ポストカードなどの小物もあります。

私は、シルクスクリーン、ステンシル、消しゴムハンコなどで模様を描きます。
インスピレーションの赴くままに作るので、何が出てくるかは、お楽しみ。私も未知です。楽しみです。そんな訳で全て一点物です。

初日の5月8日(金)は、昼頃から18時までいる予定です。

KALOKALO house(カロカロハウス)
茅ヶ崎市中海岸2−4−31 tel 0467−58−8331
http://www.kalokalohouse.net
茅ヶ崎駅南口から徒歩約15分

よろしくお願いいたします。