2014/07/03

平和について


集団的自衛権が閣議決定されたのが、何だか自分の国のことなのかピンと来ない。あまりに現実離れしているからかもな。もちろん反対です。

しりあがり寿さんの四コママンガ。

このマンガみたいに、世界が平和くらべをしたら、どんな世界になるかを見たい。そして私なりに、平和くらべの際にどういったことがあるか考えてみた。

まず、友達、隣近所、知らない人もみ〜んなで一緒に、おいしくご飯を食べたりお酒を飲みかわしたりすることかな。そして、バカな話などして思いっきり笑ったりする。みんなが楽しいと思う時間を一緒に過ごす。

身近に出来ること。友達とお酒やお茶を飲んでわっひゃっひゃ〜!!と笑い飛ばすこと。あぁ、私がよく行く茅ヶ崎の喫茶店O珈琲は、平和な光景なんだと思った。常連さんたちがカウンターに集まり、店主とくだらないことであーだこーだ言い合って、ぎゃはははは〜!!!と笑い飛ばす。

そしたらL珈琲での時間も平和だ。異国情緒溢れる店内で、ぼけーっとひとりの時間を気の済むまま過ごせる。誰に邪魔される訳でもなく、急かされるでも無く、放っておいてくれる。

庭に出て、無心に植物や虫たちなど庭の様子を観察する時間。癒される時間。平和な時間。

日常の景色を思い出してみると、平和じゃないか。その光景には愛が溢れている。

もっと考えてみた。

自分一人の力じゃ、今の政治は変えられない。と思うのは違うと思う。デモに参加するもありだし、反対運動に署名するでもいい。でも変わらないじゃんと思うかもしれん。いや、じわじわ見えないところで変わってきていると思う。あるとき、ぶわっと変わるかもしれん。

一人一人の力は、実はすごいと思っている。一人一人みんなかけがえのない存在。光の存在。居るだけで十分。そのことに皆が気付くと、世界は変わるんじゃないかと思っている。だって戦争のそもそもの理由は、自分が相手にやられたくないから、やりかえすってことだと。でも居るだけで十分、満足って満たされていれば、相手を傷つけようとは思わない。

お母さんに抱っこされて、安心しきって眠っている子供のように、愛に満たされていればそれで十分だな。

みんな自分に嘘つかないで、心から素の状態でいたらいいな。まずは自分からやってみよう。と自分に言ってみる。

良いことも悪いことも、出来事は伝染する傾向にある。例えば、まわりが結婚ラッシュだと自分もしたり。妊娠は染るとか(私はまだですが)。

なもんで、私が出来ること。
「うきうきわくわく」を伝染させる。

作品を作って、展示したり販売するときは、この「うきうきわくわく」が一人でも多くの人に伝わったらいいなという気持ちでいる。この気持ちが伝わり、ほっこりしてもらったり、ちょっとでも気持ちが明るくなったりしてもらえるだけで十分。この気持ちが集まって、伝染していったら世の中はなんと気持ちのよい世界になることよ。

ひいては自分のためにやっていることとも思う。そうだし、今までイロイロやってきて続いたことが、ものを作って世に発表することだったんだから、自分のためよね。自分のためにやっていることが、人のためにもなっているのは、一石二鳥。嬉しい収穫。

自分の作りたいもので、人も喜んでくれる。お互い支えあっているんだな。

安倍氏・集団的自衛権→しりあがり寿の平和くらべの四コママンガ→平和についてイロイロ考えた。

嫌な人から学ぶことって、ときによってある。安倍氏は極端なことをやって、こういう機会を与えてくれたんかね。ひとりひとりが考える機会を。自分に真剣に向き合う機会を。今に生きる機会を。

Peace of I