2013/01/26

2012年11月−12月個展レポート


2012.11.21〜12.2の東京の小石川で開催した個展のレポートです。
「VIGLOWA」というギャラリーで、ご縁があり個展させて頂きました。このギャラリーは、アートと暮らす提案をしているギャラリーです。

寒い中、ギャラリーに来て下さった皆様、本当にありがとうございます!!感謝感謝です。

「Relations 生まれては消えゆく、生命の大リレー。」

銅版画中心の展示でした。木にペイントした新作も数点展示しました。

  


「透明な夜の庭」2012制作
帆布に油彩、釘


「オレンジ色の雨の朝」2012制作
木にペンキ、アクリル、油彩


「トキが来た。」2012制作
木に防腐剤、ペンキ




数年前に、平塚在住の革作家さんとコラボレーションして作った靴。

先に組み立てる前のペラットした革に、銅版画で刷って、インクが乾いた後、靴制作。革に刷ったときは、銅版特有の凸凹があったのですが、靴を作るときはものすごく引っ張るそうで、出来上がりを触ると、凸凹が無くなって表面がつるつるしていました。


角材にペンキや、油絵やらアクリルでペイントしたり、彫刻刀で彫ったり、やすったりして、表面に味わいが出るようにしました。奥に見えているのは、ガラスにルーターで、花の絵やらを彫りました。


モノクロさんたち
左「ひかりのかおり」 中央「ぽぽ」 右「ぽわんぽわん」
銅版画


このときの個展のDMに使っていた作品。
「flower park 2」
銅版画


右上「untitle」 中央下「trip-2」 右「おかえりなさい」
銅版画


「まどべ1」
銅版画


虫の版の試し刷り。
展示したら、意外と好評。この試し刷りは、普段は展示に出さずに、自分しか見ないです。版の状態を確認するために、何度も試し刷りをして、版のどこをいじっていくかを判断するためのものです。


虫の銅版画、標本仕立て。キャプションを添えて。(石鯛のムニエル、荒巻き仕立て。ガーリックソースを添えて←テキトー 料理の名前みたい 笑)

  
「わしゃあ、大空をもっと羽ばたくざんす。」


「月と砂漠の女」ってタイトルが似合いそうな「蛾」さん。


アオスジアゲハ 


ぶんぶんぶん クマンバチ ぶん♪


「食べたろか〜」
「ひぇ〜 お許しを〜」

虫の版は、本物の虫(死骸)を見ながら作りました。だいたい原寸大。


虫の版やら、花の版を刷りました。
額は標本箱風に、馴染みの額屋さんに作ってもらいました。作品(シート)の背は、オーソドックスな額装は、白の紙を使うのですが、ここでは虫や花の作品なので、コルクシートを使って標本風に作ってもらいました。また、上下左右斜め、好きな位置で額を飾ることが出来ます。


以上、去年年末の個展レポートでした。
VIGLOWAの皆さん、お世話になりました。ありがとうございます。