今日、とある喫茶店での会話を聞いていて思ったこと。
そこの喫茶店は、毎月ごとに展示をしている喫茶店。
店員さんと展示中の作家さんの会話。ちなみに作家さんは、そこのお店でも働いています。
店員さん「頼んでいたイヤリングはまだかねぇ。もう今日で展示も終わりだよ。一体いつになったら出来るのかねぇ。まさか夏が終わっちゃってからだったりして?!それは嫌だなぁ〜。」
作家さん「○○さんのために、手間ひまかけて作っているんですよぉ〜。」
店員さん「型に流し込んだら、すぐに出来上がるんじゃないの?」
作家さん「型に流し込んでもまだやることがあるんですよ。」. . . . . . .
作家の彼女とはこの会話の前に、作品を作る工程、ちょっとした苦労話などを話していた。なので、型に流し込んだあとの手間ひまも、私は知っていた。
ものを作るということは、1+1=2とは限らない。
1+1=100にも100000にもなりうるし、−10にも−1000にも0にもなりうる。どうなるかは本人すらわからないこともある。
レンジでチ〜ン!はいできました〜!簡単はやい美味しい!がまかり通っている昨今、それを基本に考えてしまうと、手作りのもののじっくり時間をかけた手間ひまは、想像しずらいだろう。
ものを作るということは、ちょっとした手間、ちょっとした手間、ちょっとしたコツ. . . . の積み重ね。そのひとつひとつを見ていくと、大したことではないかもしれない。だけど、その積み重ねで、ひとつのものが出来上がっていく。深みも増していく。そのひとつひとつがとても大事。
なので、レンジでチ〜ン!簡単はやい美味しい!の感覚の人に、作品を軽く見られていると感じるときは、「こういう手間ひまかけて作っています。」と説明するようにしている。
でもあまりにもお互いの感覚がかけ離れていて、こちらの身が削られそうなときは、すたこらさっさ〜とさりげなく逃げる。エビが尻から逃げるように。気配を消して。空気のように。
2014/06/28
7月の個展案内です
こんにちは。7月の個展案内です。
7月18日(金)〜7月29日(火)まで、茅ヶ崎のkalokalohause(かろかろはうす)にて、個展を開催します。
題して「夏きらきら☆」です。
「いよいよ夏到来!!夏のウキウキワクワクする気持ちを、作品に込めました。花の便箋や葉書などの紙雑貨、Tシャツ、手拭い、陶芸ものにアクセサリー...。
今の私の旬なものたちが、夏のカロカロハウスに並びます。」
7月18日(金)〜29日(火) 水木定休
10:00〜18:00
7月18日(金)の初日に、ささやかながらオープニングパーティーをやります。
16:00〜19:00 会費500円
飲み物・食べ物の持ち寄り大歓迎です!
kalokalohouse
〒253-0055 神奈川県茅ケ崎市中海岸2-4-31
0467-58-8331 http://www.kalokalohouse.net
茅ケ崎駅南口より徒歩約15分
会期中は、午後よりほとんど在廊予定です。28日(月)はいません。
今作ってるものたちチラ見せです。こちら陶芸ものたち。
手前のグレーのものたちは、乾かし中です。この他に陶芸ものは、お皿に鉢(多肉の寄せ植え)、あとなんだっけか?色々あります。
そして最近ではお馴染みの、タカネ雑貨も販売します。こちらは便箋セット。
ポストカード。新柄を作れたらいいな。
そして夏お馴染みのTシャツと、手拭いも作ります。あとトートバックと、絵も描けたら描きたいな。イロイロ盛りだくさんでございます。
どうぞよろしくお願いします!
2014/06/11
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