2014/06/28

ものを作るということ

今日、とある喫茶店での会話を聞いていて思ったこと。

そこの喫茶店は、毎月ごとに展示をしている喫茶店。

店員さんと展示中の作家さんの会話。ちなみに作家さんは、そこのお店でも働いています。

店員さん「頼んでいたイヤリングはまだかねぇ。もう今日で展示も終わりだよ。一体いつになったら出来るのかねぇ。まさか夏が終わっちゃってからだったりして?!それは嫌だなぁ〜。」

作家さん「○○さんのために、手間ひまかけて作っているんですよぉ〜。」

店員さん「型に流し込んだら、すぐに出来上がるんじゃないの?」

作家さん「型に流し込んでもまだやることがあるんですよ。」. . . . . . .


作家の彼女とはこの会話の前に、作品を作る工程、ちょっとした苦労話などを話していた。なので、型に流し込んだあとの手間ひまも、私は知っていた。

ものを作るということは、1+1=2とは限らない。
1+1=100にも100000にもなりうるし、−10にも−1000にも0にもなりうる。どうなるかは本人すらわからないこともある。

レンジでチ〜ン!はいできました〜!簡単はやい美味しい!がまかり通っている昨今、それを基本に考えてしまうと、手作りのもののじっくり時間をかけた手間ひまは、想像しずらいだろう。

ものを作るということは、ちょっとした手間、ちょっとした手間、ちょっとしたコツ. . . . の積み重ね。そのひとつひとつを見ていくと、大したことではないかもしれない。だけど、その積み重ねで、ひとつのものが出来上がっていく。深みも増していく。そのひとつひとつがとても大事。

なので、レンジでチ〜ン!簡単はやい美味しい!の感覚の人に、作品を軽く見られていると感じるときは、「こういう手間ひまかけて作っています。」と説明するようにしている。

でもあまりにもお互いの感覚がかけ離れていて、こちらの身が削られそうなときは、すたこらさっさ〜とさりげなく逃げる。エビが尻から逃げるように。気配を消して。空気のように。



7月の個展案内です


こんにちは。7月の個展案内です。

7月18日(金)〜7月29日(火)まで、茅ヶ崎のkalokalohause(かろかろはうす)にて、個展を開催します。

題して「夏きらきら☆」です。


「いよいよ夏到来!!夏のウキウキワクワクする気持ちを、作品に込めました。花の便箋や葉書などの紙雑貨、Tシャツ、手拭い、陶芸ものにアクセサリー...。

今の私の旬なものたちが、夏のカロカロハウスに並びます。」

7月18日(金)〜29日(火) 水木定休
10:00〜18:00

7月18日(金)の初日に、ささやかながらオープニングパーティーをやります。
16:00〜19:00 会費500円
飲み物・食べ物の持ち寄り大歓迎です!

kalokalohouse
〒253-0055 神奈川県茅ケ崎市中海岸2-4-31
0467-58-8331 http://www.kalokalohouse.net
茅ケ崎駅南口より徒歩約15分

会期中は、午後よりほとんど在廊予定です。28日(月)はいません。


今作ってるものたちチラ見せです。こちら陶芸ものたち。
手前のグレーのものたちは、乾かし中です。この他に陶芸ものは、お皿に鉢(多肉の寄せ植え)、あとなんだっけか?色々あります。


そして最近ではお馴染みの、タカネ雑貨も販売します。こちらは便箋セット。


ポストカード。新柄を作れたらいいな。

そして夏お馴染みのTシャツと、手拭いも作ります。あとトートバックと、絵も描けたら描きたいな。イロイロ盛りだくさんでございます。

どうぞよろしくお願いします!













2014/06/11

赤ちゃんハンコ、ネット注文できます

赤ちゃんハンコが、取り扱い店舗のカロカロハウスのオンラインショッピングでの取り扱いが始まりました。

http://saponeria.ocnk.net/product/331

ぜひご覧下さいませ。

気持ちの持ち方

嫌な目にあったり病気になったとき、「何で私がこんな目に遭うの?!」と思うより、「なぜこの出来事が起きたんだろう、これって私に何を教えてくれているのだろう。」と、淡々と考えた方が、悶々としたりムカムカしないで、解決の糸口が見えて気持ちが楽です。